家計簿を使った家計を改善する方法を紹介(前編)~おすすめ節約術 現状把握編~

節約

なかなかお金が貯まらない、支出を抑えたい、もっと貯蓄ペースを加速させたいなど貯金や貯蓄、節約についてのお悩みはありませんか。ここでは元浪費家夫婦が年間支出450万円削減に成功した家計改善方法や節約術を、実践するための現状把握方法について紹介します。

本稿は、以下のような悩みを抱える方の参考となる内容となっていますが、前編では家計簿をつかって家計の現状把握方法について紹介しており、後編で具体的な対策について紹介していきます。

・支出を抑えたいが、どこから手をつけていいのかわからない人

・なぜ貯まらないかわからない人

・もっと貯蓄ペースを加速させたい人

・いつの間にか財布からお金が無くなっている人

・無駄を省いて、好きなものにお金を使いたい人

本稿の内容を実践することで、家計のどこに問題があるかの把握ができ、家計改善方法がわかります。その結果、支出が抑えられ、貯蓄スピードが上がります。

本稿で紹介する方法は、元浪費家の私が家計改善や節約、倹約に関する書籍を20冊程度読み、「これは良い」と思った部分のみを抽出し、独自のアレンジを加えたものです。

冒頭にも述べましたが、この節約法を実践した結果、年間450万円の削減に成功しています。誰でもできる再現性の高いものですので、既に支出を抑えている方でも参考になると思います。

以下の順で紹介します。

家計簿を活用しよう

支出削減は収入アップより簡単

まず初めに、貯蓄の大前提について確認しておきたいと思います。
当たり前のことですが、贈与や相続等を除き、貯蓄するためには、収入を増やすか支出を減らすかのどちらか、あるいは両方しかありません

また一般的には、限界はあるものの、収入を増やすことよりも支出を抑えることの方が、即効性がある上に難易度が低いことが多いです。

本稿では、支出を把握し、支出を抑える方法について我が家で行っている実例を挙げながら解説したいと思います。

家計簿を使って家計改善

今回は、家計簿を用いた家計改善方法についてご紹介します。
家計簿をつけるメリットやデメリットについての詳細はこちらにありますのでご参照頂ければ幸いです。

家計簿のポイント

家計簿をつけるにあたって、ポイントをまとめてみました。

家計簿をつけるときの3つのポイント

1. まずは1ヶ月、支出の記録
2. 項目はざっくり
3. お金を使う前にちょっとだけ意識。消費?浪費?投資?

1. まずは1ヶ月、支出の記録

月によってバラつきや急な出費等ありますが、とりあえず、まずは1ヶ月だけでよいので支出の記録をとってみましょう。まずは現状把握が重要です。

意外に使っていた、ということも分かるかもしれません。(私は家計簿を付けて初めて気づきました)

2. 項目はざっくり

注意する点としては、いきなり細かく分類してしまうと、記録するだけで大変で続かない可能性もありますので、初めはざっくりでOKです。
慣れてきたら必要に応じて細かく分類していきましょう。

我が家では大項目は、
食費、生活用品費、教養娯楽費、固定費、上記以外
の5項目に分類しています。

慣れてきたり、より詳細に分析したい方は各項目を以下を参考に細分類してみると支出の内訳がよく分かります。

食費…主食、外食、嗜好品の3つ
生活用品費…雑貨、家具家電、食器調理器具、その他の4つ
教養娯楽費…教育教養費、娯楽費、その他の3項目
固定支出…水道光熱費、通信費、住宅費、保険、その他の5項目
上記以外…衣服費、医療衛生費、交通費、交際費、その他の5項目

3. お金を使う前にちょっとだけ意識。消費?浪費?投資?

お金を使う前に一呼吸置いて少しだけ次のことに意識して頂きたいです。この買い物は消費?浪費?投資?のどれにあたりますか、ということです。

消費・浪費・投資はそれぞれ以下のような意味で使っています。
消費は生活する上で必要不可欠な出費のことです。浪費は無駄遣いで、満足度は上がるけれども無くても困らないものです。投資は将来、使用した以上の価値になって返ってくるものを指します。

優先順位としては、消費>投資>浪費です。消費は必要不可欠なものですのでそれ自体を削減することは難しいのですが、浪費は極力抑え、投資に回すように心掛けましょう。買い物する際には浪費はしないよう注意しましょう。

浪費かどうか迷うこともあるかと思います。私はそのようなときは、半年先もその購入したものを使用しているかどうかで判断しています。半年先は飽きてしまう等で使用している自分を想像できない場合は、その買い物は浪費だと判断しましょう。

【参考】我が家の家計簿の支出変遷

参考までに、以下に3年前の家計簿を付け始めてからの半年間と現在の我が家(家族構成:夫婦2人)の支出記録を以下に載せます。(単位:円)

 家計簿記録-初月2ヶ月目3ヶ月目4ヶ月目5ヶ月目6ヶ月目現在
(2020年7月)
食費127,138117,846102,340122,93088,535104,47235,766
生活用品費82,69072,690187,72028,2743,2096,6800
教養娯楽費323,796124,51220,17224,391950,95071,1874,580
固定費152,952149,487156,559169,632158,691149,026130,407
上記以外203,861285,016199,471247,028172,565250,91247,959
合計890,437749,554666,262592,2551,373,950582,277218,712

家計簿を付け始めた初月は、色々使ってしまったのは自覚していましたが、89万円になっているとは全く予想しておらず、予想以上の金額になっており驚きました。思ったより使ってるんだなと知るきっかけになりました。

2か月目以降は、ちょっとだけ意識するようになりましたが、具体的な対策はとらず、ずるずると半年間、田舎の夫婦2人だけの暮らしにしては大きな支出を続けてしまいました。

理想的な支出の割合と現状を比較する

家計簿を付けることによって「支出の見える化」ができたので、理想的な支出額と比較して、どの項目の支出が多いのか知り対策をとりましょう。

注意して頂きたいのが、ここで示す理想的な支出額(ここでは一般的に多い5つのパターンを記載)はあくまで一般論であって、こうしなければならないわけではありません。各個人によって、どの項目に重点を置いているか全然異なるからです。

例えば、食材は無農薬の新鮮野菜を全国各地からお取り寄せするなど食材にこだわる方は食費が高くなるでしょうし、大きな家に住むことに価値を置いている方は住宅費が高くなるでしょうし、旅行が大好きな方は娯楽費が大きくなりますし、各個人の価値観で異なりますので、理想的な支出額はあくまで目安として捉えておいてください。

理想的な支出の割合(一人暮らし、単身者)

家計簿項目理想の支出額(円)内訳(円)
食費36,000
生活用品費6,000日用雑貨:6,000
教養娯楽費8,000娯楽費:8,000
固定費88,000住宅費:56,000、水道光熱費:12,000、通信費:12,000、保険料:8,000
上記以外28,000衣服費:6,000、交際費:10,000、その他:11,000
合計165,000

理想的な支出の割合(親と同居の単身者)

家計簿項目理想の支出額(円)内訳(円)
食費30,000
生活用品費4,000日用雑貨:4,000
教養娯楽費10,000娯楽費:10,000
固定費18,000住宅費:0、水道光熱費:0、通信費:10,000、保険料:8,000
上記以外68,000衣服費:8,000、交際費:10,000、その他:10,000、家へ:40,000
合計130,000

理想的な支出の割合(夫婦+小学生以下の子供)

家計簿項目理想の支出額(円)内訳(円)
食費35,000
生活用品費5,000日用雑貨:5,000
教養娯楽費30,000教育費:25,000、娯楽費:5,000
固定費105,000住宅費:63,000、水道光熱費:15,000、通信費:12,000、保険料:15,000
上記以外45,000衣服費:7,500、交際費:5,000、その他:32,500
合計220,000

理想的な支出の割合(夫婦+中高生の子供)

家計簿項目理想の支出額(円)内訳(円)
食費45,000
生活用品費6,000日用雑貨:6,000
教養娯楽費42,000教育費:36,000、娯楽費:6,000
固定費129,000住宅費:75,000、水道光熱費:18,000、通信費:18,000、保険料:18,000
上記以外53,000衣服費:4,000、交際費:10,000、その他:39,000
合計275,000

理想的な支出の割合(夫婦のみ)

家計簿項目理想の支出額(円)内訳(円)
食費45,000
生活用品費6,000日用雑貨:6,000
教養娯楽費9,000娯楽費:9,000
固定費120,000住宅費:75,000、水道光熱費:15,000、通信費:18,000、保険料:12,000
上記以外60,000衣服費:9,000、交際費:6,000、その他:45,000
合計240,000

【参考】我が家の支出と理想支出モデルの比較

家計簿項目家計簿記録-初月(円)初月と理想の差額(円)現在(円)(2020年7月)現在と理想の差額(円)【参考】理想の支出額(円)
食費127,138-82,13835,766+9,23445,000
生活用品費82,690-76,6900+6,0006,000
教養娯楽費323,796-314,7964,580+4,4209,000
固定費152,952-32,952130,407-10,407120,000
上記以外203,861-143,86147,959+12,04160,000
合計890,437-650,437218,712+21,288240,000

上表は我が家の支出と理想支出モデルのを比較したものですが、家計簿を記録し始めた当初は理想モデルよりも65万円多かった支出が、現在では対策を講じることで理想モデルよりも支出が2万円少ないところまで劇的に改善でき、貯蓄スピードが上がりました。

後編では我が家で実践した具体的な家計改善方法について紹介します。
家計簿を使った家計を改善する方法を紹介(後編)~おすすめ節約術 実践編~

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