介護保険の概要について

生活

介護保険を利用しようとしている方へ

介護保険について下記のような悩みはありませんか?

・介護保険ってそもそも何?
・介護サービスの申請と流れがわからない
・介護サービスの仕組みが分からない
 

本記事の信頼性は以下の2点から、非常に高いと考えています。
1.保険の専門家である母の監修の下、執筆していること
2.祖父に介護が必要になったので私が実際に手続きを行い、制度を十分に理解した上で執筆していること

本記事では、下記の順で解説します。

介護保険の概要について

家族が介護が必要になった場合、介護費用は高いため経済的負担が大きくなります。必要に応じて介護保険を利用し、介護にかかる費用を減らし、経済的負担を軽減しましょう。

まず、介護保険の概要について説明します。

人が生活していく限り、また、住み慣れた環境で安心して生活をしていくために「介護」は必要です。

一方、介護の経済的負担や心身的負担は、家族にとって大きなもので、少子高齢社会では、家族だけで介護を担うことは、難しくなってきています。
それで、2000年から国内に住む人すべてを対象とする、社会保障制度として「介護保険」がはじまりました。

介護保険は、40才になったらすべての人が加入し、保険料を納める制度です。
65才になると「介護保険被保険者証」が送られてきますが、医療保険とは違い、保険証を提示するだけでは介護保険のサ-ビスは受けられません。

市区町村役場の窓口や地域包括支援センターで要介護認定の申請をする必要があります。

結果がでるまで30日程度かかるため、介護が必要だと感じたら、早めに申請したほうがよいでしょう。
そして、「要介護1~5」「要支援1・2」と認定されると、介護保険サ-ビスを受けられます。

認定結果が出るまで待てない場合には、ケアマネジャーに「暫定ケアプラン」を作成してもらい、市区町村の窓口に届け出ることで、サ-ビスを利用できます。ただし、利用額が認定された要介護度の利用限度額を上回る場合には、超えた分は自己負担になります。

介護保険サ-ビスの申請から利用までの流れ

家族に介護が必要となるのは、多くの人にとって初めての経験です。どのように進めたらよいか、これからどうなるのか不安でいっぱいだと思います。

全体の流れがわかると、今やることが見えてきます。介護保険サ-ビスの申請から利用までの流れは下図のようになっています。

介護保険サ-ビスの申請から利用までの流れ

1.市区町村役場の窓口や地域包括支援センターで要介護認定の申請をします。
2.訪問調査と主治医意見書を基に審査・判定が行われます。
3.要介護としてと認定されると、介護保険サ-ビスを選択します。
4.ケアマネジャーにケアプランを作成してもらい、介護サービスを利用できます。
5.引き続きサービスを利用したい場合は、有効期間満了前に更新の申請をします。

介護保険サ-ビスの仕組みの流れ

介護保険サービスの仕組みの流れは下図のようになっています。

わからないことがあれば、まず、地域包括支援センタ-へ

地域包括支援センタ-は、地域の高齢者が健康で安心して暮らせるように、健康・医療・福祉の面から、総合的に支援するための機関で市区町村に、1ケ所以上設置されています。

介護について地域の身近な相談窓口として、悩みや不安なことなど、無料でなんでも相談することができます。

地域包括支援センタ-では、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員などが中心となり、さまざまな機関と連携しながら利用者(被保険者)へ適切な支援を行っています。

要介護認定の代理申請もしてもらえます。また、要介護認定で「要支援」や「非該当」と認定されて介護予防サ-ビスを受ける場合の担当窓口となります。
市区町村のホ-ムペ-ジなどで、最寄りの地域包括支援センターを調べて相談しましょう。

こんな悩みや不安はありませんか?

≪介護予防ケアマネジメント≫

「介護保険の要支援認定を受けたので、介護保険サ-ビスの利用を始めたい」
介護保険サ-ビス利用の流れや手続きについて、説明や支援を相談できます。

≪総合相談・支援≫

「近所のおばあちゃんが、認知症じゃないかと思うのですが」
情報提供があった気になる高齢者について、様子を見ながら訪問支援などに関わってもらえます。

≪包括的・継続的ケアマネジメント支援≫

「父親が退院することになったが、このまま1人暮らしをさせるのは心配です」
病院や介護サ-ビス事業所などの地域の関係機関と連携しながら、本人の状態に応じた生活環境を整える支援をしてくれます。

≪権利擁護≫

「最近、高齢者を狙った悪質な事件が多いので、地域住民で勉強会をしたい」
地域包括支援センターでは、消費者被害や高齢者虐待などの出前講座を行っているので、日程や希望を相談できます。

最後に

いかがでしたでしょうか。介護保険の概要について理解できたでしょうか。

家族が要介護になるのは辛く悲しいことですが、人間だれしも介護状態になり得ます。
家族に要介護者がいると、介護費のため経済的負担が大きいです。介護保険制度を活用し、介護費を抑えて経済的負担を減らしていきましょう。

本記事が申請の際の参考になれば幸いです。

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